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千姫 [音楽]

これまた少し前のことになりますが・・・・

8月13日、大阪城西の丸庭園で、野外オペラ「千姫」が上演されました。
私は、アンサンブルに、第二ヴァイオリンで参加。

歴史に疎い私は、一日目の練習で、まったくストーリーが掴めず、
家に帰って、友人に尋ねて、歴史の流れをにわか仕込み。
「へ〜、悲しい物語やなあ・・・」
と、翌日からは、演奏の傍ら、オペラの進行を見ながらの、
私お得意の、「主人公なりきり」。
本番では、千姫の悲しい、けど強い気持ちに、感激のあまり、
これも、私お得意の、「泣きそう」になりました・・・。

それは、さておき、
こんなとこで演奏する機会はなかなか、
ないです。

野外も野外、屋根なしでっせ・・・。
心配されたお天気も、もちこたえ、すごい湿気で楽器を気遣いながらも、
無事、本番を迎え、スタッフ一同、ほっと胸をなでおろしたという感じです。
今回は、音楽監督の奥村氏が、私たち演奏者が安心して演奏できるように、
ほんとうにいろいろ気遣ってくださったので、助かりました。
こういう方がまとめてくださると、やるほうも、うんと協力的な気持ちになっちゃうんですよね。

とはいえ、本番前日のサウンドチェック時は、まだまだ、夕陽が照りつける時刻。
楽器も、お肌も、紫外線は大敵なのよね〜ん、と、こんな光景。

本人達の苦労とは裏腹に、なんとなく優雅な光景です。
日よけの大きな遮幕を立てて持っててくださったスタッフの人たち、
ありがとうございました。
本番では、日も暮れゆき、ライトアップされた大阪城を背に、
和楽の演奏をはさみながら物語が進行、
幻想的で、ドラマチックな一夜でした。

この、シチュエーションでのイヴェント、
いろんな困難や、懸念、問題があったと思います。
でも、ひとつひとつを解決、クリアーしながら、
一つの舞台をつくりあげるために、大勢の人がそれぞれの持ち場で、一生懸命に対処していく、
私は、今回、第二ヴァイオリンパートの演奏、という、
いちばん小さな小さな歯車でしたが、
この舞台製作に、ちっさくてもかかわれたことが、とても楽しかったです。
音楽はパーソナルな感じが好きですが、
こうして大きなものをみんなで作り上げるのも、いいもんだ、と思いました。
いい経験でした。

千姫の舞台&ストーリーが、
製作プロデューサーである熊本幸夫氏のOFFICE、クラシックハウスのHPに出ています。
ぜひ、見てみてください。
写真は、前日のゲネプロ時のもののようです。
アンサンブル、前列左から2番目で、水色のタンクトップで演奏しているのが、くりまきです。
http://www.kcc.zaq.ne.jp/classic_house/senhime/kiroku.html


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