トリノ

録画しておいた、トリノオリンピック開会式を途中から観る。

録画始めたところは、
マスゲームでスキージャンパーを描くパフォーマンスのトコロ。
それに続く大きな大きな五輪マークがエンディングに輝くパフォーマンスのあとは、
各国選手入場。

オリンピックの開会式を見るといつも、
「ああ、こうして世界がいつか一つになればいいな」
と、感動する反面、
貧困や飢餓でオリンピックどころではない国が世界にはたくさんあること、
こうして、祭典が行われているいまこの瞬間に、
国と国の争いでたくさんの命が失われていること、
ともすれば、この催しが政治的なことの道具になってきた歴史もあるということ・・・。
「みんな仲良く」・・・・
そんな言葉は、子供だましの夢物語であることはみんな知っている。
でも、このオリンピックが、平和のひな形として、
そして、見る人みんなの心に平和を願う思いを育むことができればいい、
そんなことを考えながら、イヴェントを見つめるくりまきでした。

そのあと後半のパフォーマンス中、
ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」の実写版というべきところがあり、
フィレンツェのウフィッツィで見た「ヴィーナスの誕生」が、
頭の中に鮮烈に蘇りました・・・。

また、行きたいな・・・、イタリア。